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自分らしさを発揮する

引き戻し現象の話

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前回の記事で、人が行動できない理由は
思考の癖だよねー。みたいな記事を書きました。

行動できない人が陥りがちな思考パターンと、行動できる人を比較してみた - motoblog


ですが、とは言っても、思考の癖があるとは言っても新たに行動を始める時って、どうしても、なにをどうやれば前に進むのかがわからないから動けないって思いますよね。

思考の癖あるからか。よし、じゃあその癖を直して今日から動こうかな!と思ったとしても、人ってめちゃくちゃいろんな理由で動けない理由を探します。

これ、「引き戻し現象」って言います。


聞いたことありますかね?

人には、ホメオスタシス(恒常性維持機能)という
機能が元々備わっています。この機能って、元々人間の脈拍数とか、体温とかを一定にために備わっているありがたい機能なんですけど、新しいことを始めようとする時に脳が異変を感じてブレーキを踏むんですよね。


例えば
「よし、今日から思考の癖を治して、新しいことにチャレンジするぞ!」って決めたとするじゃないですか。


すると、周りの人から
「え?なんでそんなことすんの?なんか意味あんの?」とか
「あー、そうなんだ、頑張ってね(どうせ無理でしょ)」とか
「ふーん、そんな事やるならまじめに働いた方がいいんじゃない?」とか


チクチク刺さるような事を周りから言われまくったりします。さらに追い討ちをかけるように、自分の行動に違和感を感じ始め、徐々に自信を無くしてしまい、段々とフェードアウトしてしまい、結局辞めてしまう。…みたいな。

 

こうゆう経験って、生きてりゃ誰でもあると思うんですよね。

これ、完全にホメオスタシスが働いている証拠です。脳がブレーキ踏むと同時に、周りにも影響し始めて、結果自分の脳内でもどうにかして変わらない理由を探しまくってきて結果元通りになります。

 

でも、
「自分の脳内だけで起こってるなら話はわかるけど、周りにも影響するってどうゆうこと?」

って思いますよね。


これって、今の所の自分の仮説なんですけど、周りにも同じようにホメオスタシスが働いているんじゃないかなと考えています。

新しいことを始めようとすると、誰でも不安な気持ちが湧いてきたりします。当然ですが、無謀に見えるチャレンジを聞いた周りの人もどことなく不安を感じてしまい、自分と同じようにホメオスタシスが働いて、「良かれと思って」引き止めるような言葉をかけるんですよね。


「え?それってほんとに大丈夫なの?」
「やめて起きなよ、もっと無難に生きてく方法あるよ」みたいに。


で、これって、引き止めてる側からすると、全然悪気はなくて、むしろ良かれと思ってやってる事なので引き止めてるみたいな意識すらないんですよね。


で、引き止められた側からすると良かれと思って言われてるように聞こえるので、結局元に戻ってしまう訳ですが。笑

 

そんで平和な日常が訪れますw


まぁホントに無謀な場合もあるんですが、それはそれで本人の人生の糧にはなるので、長い目で見たら良いことだとも捉えられる訳で。


ちょっと話がややこしくなってきましたが
無理矢理今回の話をまとめると、


・新しいことにチャレンジを試みるとホメオスタシス(恒常性維持機能)が働く
・それを周りに言うと良かれと思って引き戻し現象を喰らう
ホメオスタシスの存在を知らないまま新しい行動をすると、そのまま元の状態に戻ってしまう
・この事実を知らないと同じ事が無限ループで繰り返される


と言った話でした。


じゃあ、そこから抜け出すにはどうすんねん?
という話はむっちゃ長くなりそうなんで別の機会に話そうと思います!それでは!