あの頃の自分へ
どうも、モトです。
今日は、コンテンツ作成に全力を注ごうと意気込んでいましたが、いまいち集中力が続かず断念しました。
火の瞑想、安定打座、鼻うがいをしても状況は変わらず、散歩をしても気分が晴れず、
全然作業が身に入りません。
2年前くらいに購入した新田祐士さんという方の音声コンテンツを聞きました。
その中で情報密度という話があります。
「人生が変わる瞬間は、空間の濃度が濃くなる」という話です。
例えばそれは、人生の岐路の場面で、方向性を変える時に起こるらしいのですが、わかりやすいのが転職だと思います。
振り返ってみると、自衛隊を辞めた時はマジで濃い時間を過ごしました。
私は、仕事に違和感を感じて28才のころに退職をしました。辞める前に1人で黙々と考え込む時間が死ぬほど辛かった事を今でも鮮明に覚えています。
かと言って、相談出来る人はいませんでした。
上司に辞める事を話しに行けば反対されました。
当時の私は、もうありのままの本音をぶちまけた記憶があります。
「やりたくもない仕事を定年まで続けられる気がしない」
「定年後の人の話を聞いたけど給料ダダ下がりって聞いた。このまま自衛隊に洗脳されっぱなしで生きて、老後にのたうち回るのはゴメンだ。」
「ここでとった資格なんてせいぜい工事現場とかトラックの運転手くらいにしか使えない。自衛隊辞めてまでそんな仕事やりたくないし、自分で資格とって手に職つけて稼げる力を身につけたい」
「地震起きたら呼び出されて、北朝鮮がミサイル飛ばしたら呼び出されて、災害派遣が大変なのは分かるけど、独身の人間にだけ仕事押し付けないで欲しい。休みも全然気が休まらない」
当時はヤケクソで、とにかくその場から逃げたかったんです。今考えてみると、かなり雑で幼稚に見える言い分だけど、必死でした。
私は、自衛隊を辞める時にとてつもないエネルギーを使った気がします。
そのあと気力を使い果たしたのか、何もかもが上手くいかなくなって、しばらく引きこもる時期が続きました。
仕事を辞めて整体師になるはずだったのに、自分には出来ないと感じて、その道を諦めました。
今考えるとエネルギー切れだったのだと思います。
資格を取ったはいいけど、働き口もなく、路頭に迷って塞ぎ込むようになりたした。
整体に関係のないバイトをしながら、自分の今後について、いつも悩んでいました。
自分が辞めた事が完全に失敗だったような気がして、生きている意味もわからなくなったのはこの時期です。
自衛隊を辞めるだけでも、とんでもないエネルギーを使ったのに、それ以上大きな決断をすることなんて出来ませんでした。
今考えてみても、そんな器じゃなかったと思います。
あの頃の自分のような人を救うためにコンテンツを作っていますが、今ふと、過去の記憶が蘇ってきました。
あまりにも伝えたい事が多すぎて頭がパンクしそうです。
情報密度が濃いのかもしれませんね。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。